蜜蝋とは、ミツバチが花の蜜を材料にしてつくり出す蝋のこと。
ミツバチたちは花の蜜を集めてハチミツをつくりますが、
それと同時にお腹のあたりから蝋を出します。
この蝋をかみ続けてつくられるのが、蜜蝋です。
その蝋を使ってミツバチたちは六角形の巣をつくっていきます。
私たち人間は古代から蜜蝋を材料にキャンドルをつくって
灯してきました。
日本に蜜蝋が入ってきたのは奈良時代、
仏教が伝来した時と言われています。
世界的にみても蜜蝋をつかったキャンドルの歴史は古く、
松明(たいまつ)の次に人間が使った灯りは蜜蝋の灯りだった
という記録も残っています。
蜜蝋はキャンドルのほかにも様々な用途で使われています。
たとえば保湿性、殺菌性に優れていることから、
軟膏やハンドクリームの材料や、リップクリームをはじめとした
化粧品の材料として。また木製家具のお手入れや、
子どもやペットがいる家でも安心して使える
床みがき用のワックスのベースとしても使用されています。